外壁塗装の点検に “ドローン診断”?!メリット・デメリットを知って上手に活用

query_builder 2022/07/15
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「外壁の色が変わってきたけれど大丈夫なのか」「そろそろ外壁塗装…?」など、お住まいになるなかで、外観の変化が気になる方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、“塗装の必要性”はご自身ではなかなか判断できません。それに、やはり目視では点検しきれない箇所もあるため、詳しい診断は塗装業者に任せた方が安心です。

 

これまでの点検方法と言えばハシゴなどを使って人間が点検するスタイルが一般的でしたが、最近ではラジコン飛行機のような小さな物体の「ドローン」を使った診断方法も増えてきました。

 

「一般家庭の診断で使えるの?」「ドローンを使うと何がメリットなの?」など、まだまだ浸透しきれていないドローン診断には疑問が多いものですよね。

 

そこで、今回の記事では、ドローン診断のメリット・デメリットを詳しくお伝えしていきます。

 

 

外壁の定期点検の重要性

お住まいの寿命とも関わる外壁ですが、定期的に状態を点検し、傷みを見つけたら早めに対処することが重要です。

 

塗料の耐用年数が近づいていれば、もちろん外壁塗装の必要性が高いです。

 

しかし、外壁の劣化スピードはそれぞれのお住まいの環境次第とも言えるため、なかには耐用年数よりも短い段階で塗り替えが必要なケースもあります。

 

「これまで定期点検をしなかった」と、劣化が激しく塗装によるメンテナンスができず、大がかりな補修が必要になるケースも少なくありません。

 

そこで重要なのは「定期的な点検」。ご自身でも「色褪せが気になる」「外壁が剥がれてきた部分がある」など目視でチェックできるケースもありますが、メンテナンスを前提とした点検は塗装業者に頼むことになるでしょう。

 

ただ、人間の手で行う点検方法は、デメリットと捉えられる問題点も多く、そこで注目されているのがドローンによる診断です。

 

外壁塗装の前にドローン診断を行うメリットとは?

まずは、一般的な点検方法と比べたときと比べたドローン診断のメリットを見ていきましょう。

 

①作業スタッフの安全を確保できる

目視での点検の場合、1階部分の外壁など、地面に近い外壁だけに限られてしまいます。

 

高所の状況は、目視では詳しくチェックできず、見落とすポイントも増えるでしょう。

 

ハシゴを使えば高いところの点検もできますが、安全面に気をつけながら登っても事故のリスクはつきまといます。高所の作業に慣れている外壁塗装業者でも、やはり高所での点検は危険がともなうことに変わりありません。

 

ドローン診断ならハシゴを登らず点検ができ、万が一の事故のリスクを防げます。

 

 

②足場がなくても点検ができる

2階以上の建物は、状況によっては点検時でも足場を組まなければなりません。しかし、高額な足場費用を「点検のためだけに…」と抵抗がある方も多いでしょう。

 

そんなときには、ドローン診断がぴったりです。

 

2階建て、3階建てのような高い建物でも点検ができます。点検時間の短縮にもつながり、スピーディーな点検が可能です。

 

 

診断内容をご自身の目でチェックすることが可能

ドローン診断で実際の外壁の状態を確認できるため、お客様側が現状を把握しやすいのがメリットです。

 

従来の点検スタイルの場合、高いところに登ったスタッフの報告によって不具合を知ることができます。

 

ただ、点検時の説明方法は業者によってさまざま。

 

点検時の撮影写真を見せてくれる業者ならまだしも、口頭のみで説明されるケースもあるでしょう。外壁がひどく劣化していたと言われると「プロが言うことだから…」とそれを信じるしかありませんよね。

 

見積書で高額料金を提示されると「本当に外壁塗装の必要性があるのだろうか」と調査結果を疑いつつ、納得できずに塗装に踏み切る方もいらっしゃるでしょう。

 

ドローン診断なら、リアルタイムでご自身のお住まいの状況をモニターで見ながら、塗装業者の説明を聞くことができます。不具合箇所の具体的な様子を知ることができると安心ですよね。

 

「こんなに劣化しているなら外壁塗装をしよう」とご納得のうえで塗装をすることができるのです。

 

 

一方でデメリットもある

ドローン診断は、かつての点検方法の難点をカバーできる画期的な点検スタイルと言えるでしょう。

 

ただ、活用前には、ドローン診断の素晴らしいメリットの裏にあるデメリットにも注目することが大事です。どんな点がデメリットになり得るかを把握し、ドローン診断を上手に活用したいものです。

 

①点検時の音が周辺に響く

まず、おさえておきたいのが「ドローンを飛行させるには音が発生する」という点です。

 

地下鉄の車内や電車の車内にいるイメージの80デジベルの音が出ます。機体自体は小さいものの、飛行時にはそれなりの音が発生してしまうでしょう。屋内にいれば、音自体はそんなに気にならないレベルです。

 

ただ、突然ドローンが周囲を飛び交う音に、不安になられるご近所の方はいらっしゃるかと思います。

 

「事前の近隣の方に伝えておく」「ドローン診断の時間帯を調整する」など、後からトラブルにならないために事前対策をしておきましょう。

 

②天候次第ではドローンを飛ばせない

ドローンは、天候次第では飛ばすことができません。

 

というのも、ドローン診断の大前提は「安全に飛ばして、しっかりチェックする」ということです。飛行を安定させながら点検するには、風が強くない日を選ばなければいけません。

 

また、防水の観点からも雨の日の点検が行えないケースもあります。

 

ドローン診断は、天候状態によって左右される点検方法と言えるでしょう。

 

③ドローン診断が難しいエリアも

ドローンは、航空法や道路交通法、条例など、さまざまなルールを順守したうえでしか飛ばすことができません。すべての地域で、ドローン診断が可能ではないのです。

 

航空法が定めた“飛行禁止区域”では、そもそもドローン診断を行うことができません。

 

 

まとめ

ドローン診断は、近頃、増えてきた新しい点検方法のひとつです。まだまだ主流と言える点検方法とは言えませんが、今回お伝えしたようなメリットにより、ドローン診断を活用しているお客様もたくさんいらっしゃいます。

 

「高所に上がって点検した際の事故」というリスク軽減のほか、お客様が映像を見ながら外壁の状況を確認できるので明瞭で効率的な点検にもつながります。少なからずデメリットはありますが、事前に対策を施すことも可能です。

 

当社でも、ドローン診断を行っております。

 

「ドローン診断の詳しい内容を聞きたい」「我が家ではドローン診断が適しているのか?」など疑問があればお気軽にお問い合わせください。

 

ドローン診断は、ぜひ当社にお任せください。

 



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